こんにちは、フードコーディネーターの渡部和泉です。
『manimani cafe 旅するレシピ』では、日本各地の「おいしい!」を、作りやすくアレンジしたレシピとともにご紹介します。
見れば思わず作りたくなる、簡単でかわいくって、もちろんおいしい、ご当地レシピ。
全国を食べ歩く旅気分で、ゆるりとお楽しみくださいね。
(Photo&Text/渡部和泉)
沖縄生まれのメキシコ料理!?
スパイスの効いたひき肉と野菜、チーズをごはんの上にのせて食べる、タコライス。沖縄の米軍基地周辺の飲食店から生まれたメニューです。
本場メキシコのタコスは、トウモロコシから作ったトルティーヤで、肉や野菜、サルサソースなどをはさんで食べるもの。それがアメリカ風にアレンジされて沖縄に入り、さらに進化を遂げたのがタコライスなのです。
今回は家庭で手軽に作れるよう、チリやサルサソースなどを使わないレシピをご紹介します。
沖縄産の柑橘、シークヮーサーを使ったドリンクのレシピもあるので、ぜひ最後までご覧くださいね。
カレー粉が味の決め手!
【材料】2人分
合挽肉200g、にんにく1片、たまねぎ1/4個、カレー粉小さじ1、A(ケチャップ・ウスターソース各大さじ1と1/2、しょうゆ小さじ1)、サラダ油大さじ1/2、温かいごはん2人分、レタス3枚、トマト小1個、シュレッドチーズ・タコスチップ各適宜
タコミートにはチリパウダーを使うのが一般的ですが、買っても中々使い切れないスパイスかもしれません。そこで今回はカレー粉を使って、スパイシーさをプラスします。
小さなお子様が食べる場合は、カレー粉の量をほんの隠し味程度(小さじ1/4目安)に減らして作ってみてくださいね。
調理スタート!
1)にんにくとたまねぎはみじん切りにする。
→たまねぎは事前に冷蔵庫で冷やしておくと、刻むときに目が痛くなりづらいですよ。
2)フライパンにサラダ油をしき、1を入れ中弱火で炒め、たまねぎがしんなりしたら合挽肉を加える。
→たまねぎは片方に寄せ、あいたところに合挽肉を入れて炒めましょう。
3)火が通ったらカレー粉を加え、軽く炒める。Aを加え、汁気がなくなるまで炒める。
→カレー粉は炒めることで風味がよく出ます。
4)お皿にごはんを盛り、細切りにしたレタス、3、角切りにしたトマト、チーズ、タコスチップの順でのせる。
→好みで目玉焼きや香菜などをトッピングすると、さらにおいしい!
おまけのレシピ:シークヮーサーサイダー(1杯分)
シークヮーサー果汁大さじ2と炭酸(加糖タイプ)1カップを加えて混ぜます。ミントの葉と氷を加えて出来上がり。
ラム酒を少し加えると、シークヮーサーモヒートに!