見てください!何度見ても本物のクレヨンのようにしか見えないこちら、レグーテさんの「クレヨン」。実はチョコレートなんです。
8年前の開店当時から、不動の人気商品。幼き頃、駄菓子屋さんでお菓子を選んだように、小さなカップに、1本ずつ好きな味を入れていくのもわくわくしませんか?
3本セット、8本セットなどラッピングされたもの、本物さながらのBOXいりのものまで。見た目のインパクトはもちろん、12種類12通りの美味しさが「つい、贈りたくなるギフト」として、SNS世代を中心に虜にしている秘密です。
(Photo&Text/永田尚子)
発案のきっかけは、雑貨屋。
フランス語で「おやつ」という意味である店名のレ・グーテ。主な商品は本格的なフランス菓子とはいえど、その店名の通り、店内はPOPな色使いで、一見おもちゃ屋さんかな?と思ってしまうような外観。
取材時も、11時の開店と同時に瞬く間にお客さんでいっぱいに…!
予約商品を引き取りに来られる常連さんと、まさに今日の手土産を選びに来られた方、通りがかりに気になって初めて覗く方も多いようでした。
オーナーシェフの澤井志朗さんは、雑貨屋さんの一角に、文房具がずらーっと並んでいて、小さなカゴに欲しい分だけ取っていく雰囲気が好きで、お菓子屋として同じことができないかなと思って、出来上がったのがクレヨンチョコレートだそう。
12色12味、おいしさ。気になる1本からどうぞ。
クレヨンチョコレート12本の味をご紹介します。
カカオ、コーヒー、ピスタチオ、パッション、マンゴー、フランボワーズ、カシス、きなこ、ミントロゼ(ローズ)、ごま、ココナッツ。
クレヨンなので、色から連想し始め、12色をどのように味に当てはめようか、製菓材料の中で試行錯誤され、行き着いた渾身の組み合わせだそうです。
和洋こだわらず、時々「きなこ」や「ごま」が入ってくるところが、小さいお子様にも食べやすいですよね。
中でも私のお気に入りはピスタチオとココナッツ!特にココナッツ味のチョコレートってあまりないんです。ココナッツ好きとしては、白色担当としてミルクやホワイトチョコレートではなくココナッツが採用されていることが嬉しいぃぃぃいいい!
女性が好む、「レグーテ」の絶妙なセンス。
澤井さんは、本屋に行けば、女性誌を手に取ってめくってしまうのだとか。「だって、知らないことばっかりで面白いでしょ!」。
クレヨン×チョコレートのアイディアもですが、ケーキの構成も女性の好みのど真ん中直球ストレート!
例えば、玄米茶で香りをつけた抹茶のクリームにマスカット風味のバニラクリームを合わせたり、ムースとクリームのまったりとしたケーキには、サクサクの生地を合わせたり、口に含んだときの香りや、食べ進めるときの食感のハーモニーをすごく大切にされているんだなぁと、ケーキを食べるだけで伝わってくるんです。
シュークリームは季節によって生地のバターの配合も変えているそうですよ!
とっておきのギフトに選んでほしい、クレヨンBOX。
そしてとっておきのギフトとしておすすめしたいのが、クレヨンBOX。
よく見ると、側面には「くみ」と「おなまえ」の書く欄が!!んもぅ、こういう遊び心、たまりませんよね!
このクレヨンチョコレートは、澤井さんいわく「世界でここだけちゃうかな?」なんと、商標登録も済ませておられるそうです。
進級、入学のシーズン、の春。文房具とセットにして、クレヨンチョコレートのBOXを合わせるというプレゼントの仕方も楽しいですね!
チョコなので絵は描けませんが、スケッチブックもセットにして、とことん見た目にこだわった贈り方をしてみたいです。
関西人も欲しい大阪土産-18-
■クレヨン 1本140円
■クレヨン(セット) 140円×本数+ラッピング代20円
■クレヨン(BOX) 2000円
賞味期限:製造日より常温で2週間
※チョコレートは暑さで溶けてしまう恐れがあるので、夏場の発送はクール便となります。
Les gouters 【レ・グーテ】
営業時間:11:00~19:00 (日曜のみ18:00閉店)
定休日:月曜、火曜
Web:http://les-gouters.com/
住所:大阪市西区京町堀1-14-28 UTSUBO+2 1F
おまけPHOTO
澤井さんが「公園で食べてね」と帰り際にくださったキッシュ!生地が洋菓子屋さんの本格的なザクザクの生地で、具がたっぷり。青空の下、それはそれは美味しかったなぁ。
なんと!お支払いのトレーもレゴでできています。細部までこだわれた空間は、一見の価値ありです!
ケーキは、ホームページに読むだけでそそられるような解説が一つ一つ載っているので、是非みてみてください。