見た目や美味しさはもちろん、心から寄り添えるストーリーがあるものを贈りたい。そんな相手への手土産に選ぶのは「高級食パン専門店 嵜本」さんの食パン。
食パンのミミといえば、サンドイッチの時には切り落とされることもしばしば。どこか「おまけ」の要素が強く、ちょっと口に残ったりしませんか?
ところが嵜本さんの食パンは、ミミどこ行ったん?!と言ってしまうほど、全部がごちそう!端から端までふわっふわなんです。
子供たちも残さずペロリと1枚食べてしまう、前代未聞のふわふわ食パンを紹介します。
(Photo&Text/永田尚子)
食パンというポジションで多くの方に選ばれる秘密。
「毎日食べられるご飯のような美味しい食パン」を作りたい。きっかけは、嵜本さんに娘さんが産まれたことでした。
「自分の子供に安心して食べさせられる美味しい食パンを試行錯誤していますのでお待ちください。」とおっしゃっていた日から歳月は立ち、実際にオープンしてみると瞬く間に行列の人気店となった「高級食パン専門店 嵜本」さん。
店内に入ると、ずらりと並ぶ「極美”ナチュラル”食パン」と「極生”ミルクバター”食パン」。
どちらも同じぐらいの人気なんだそうですが、僅差で「極生”ミルクバター”食パン」がよく出るかも、とのこと。
生のままで食べるなら「極生”ミルクバター”食パン」、トーストするならベーシックな「極美”ナチュラル”食パン」が私のおすすめです。
嵜本さんの食パンの重み=作り手の「愛情」。
嵜本さんの食パンはずっしりとした重みが特徴。焼きたては自立できないほど柔らかく、生まれたての赤子のように繊細に扱う必要があるそうなんですが、ひとたびスライスして焼くと、ふわっと軽くなります。
「口溶け」や「喉越し」という言葉を、まさか食パンに使う日が来るなんて…!もぅこればっかりは、実際に食べてもらうほかないのです。「美味しいから食べて」のさらに向こう側の、「とにかく体験してみて!」という感じ。
ところで、オーナーの嵜本さんと言えば「パティスリー ブラザーズ」をきっかけに、今や「焼きたてチーズタルト専門店PABLO」という洋菓子チェーンを世界に展開する株式会社ドロキア・オラシイタの代表取締役社長さん。
そんな嵜本さんらしく「私たちの原点は洋菓子」と、素材選び、発酵、製法までをこだわりぬき、2年の歳月をかけて作られたプレミアム食パンなんです。
パッケージにもその原点の発想をひしひしと感じます。
1枚から贈れる!嵜本さんの「28mmの食パン」
みなさん、食パンを1枚で買うなんて、考えたことあります?
私が嵜本さんで初めて購入したのはこの28mmの「極美”ナチュラル”食パン」と「極生”ミルクバター”食パン」。
カジュアルに「はいっ!」と渡せますし、自分用にもちょっと試しに買ってみようかなと思えるサイズ感ですよね。ちょっとずつ食べ比べしたい私のようなタイプにもぴったりでした。
「色々食べてみたい」方には、曜日ごとに限定で登場する「ライ麦とくるみのハードトースト」や「極葡萄食パン」などもおすすめ。「今日は何曜日!?」と考えて、お気に入りを買いに行くのも楽しみの一つなんです。
ちなみに、私は水曜日の「マスカルポーネと蜂蜜の食パン」が1番好きです!!「マスカルポーネ」と「蜂蜜」が食パンの中で夢の競演!休日の朝に熱々のコーヒーと一緒に、軽くトーストして、バニラアイスを乗せる食べ方が本当に好きなんです。
手土産に悩んだときは、おやつにも、食事にもなる食パンを。
「お米は空に似ています。意識しなくてもいつもそこにあって恩恵を与えてくれる。パンは、人生に似ています。意識して、意思を持って選ぶ、とても私らしいもの。」という嵜本さんの食パンに対する考え方。とっても衝撃でした。
毎日口にする食パンを、きちんと意志をもって選びたいと思いました。
我が家では友達を呼んでホームパーティーを開くことがよくあるのですが、持ち寄りのお酒やおつまみに加えて「明日の朝食べてー!」と言ってパンをもらうことがあります。
「なんや、その2歩3歩先を見据えた手土産は!!!」とびっくりするとともに、パンっていつもらっても嬉しいなぁとしみじみ思うのです。
特に小さな子がいると、空腹でぐずったときにもすぐに食べさせられるから本当にありがたい。悩んだらパン!しかもそれが素材と製法にこだわった行列のできる美味しい食パンなら喜びもひとしおです。
「& jam」で嵜本さんの食パンを着せ替えよう。
食パンといえば、アレンジ自在。嵜本さんの食パンは、香り、食感、くちどけ、のど越し、そのままかじっても唸るほどなんですが、店内で販売している「& jam」というジャムとセットで購入する方も多いのだそう。
「& jam」は、
・フルーツとハーブ、フルーツとスパイスなどパティシエの職人の感性と技が光るJewel jam 「fruit」
・淡路島牛乳と北海道産生クリームをメインに パールのような光沢となめらかな口溶けを実現したjewel jam 「milk」
・琥珀きなこ、翡翠抹茶など和のスイーツをイメージしたjewel jam 「japonisme」
の3シリーズ。
それぞれの魅惑的な名前にラインナップを眺めるだけでも幸せになれます。私のお気に入りはラムレーズンパール。パンに塗るだけで、もぅデザートの完成です。
ジャムはとにかく種類が多いので、悩んだ方はイートインで是非食パンとの相性を試してみてください。1瓶用のBOXもなんとも可愛いんですよ~!
ギフト用にも、自分用にも。
色々な組み合わせを楽しみながら、美味しいパンをとことん味わってください。
関西人も欲しい大阪土産-14-
■極美”ナチュラル”食パン
・2斤サイズ 900円(税込)
・28mm style(4枚切り1枚) 280円(税込)
※卵・乳不使用
■極生”ミルクバター”食パン
・2斤サイズ 950円(税込)
・28mm style(4枚切り1枚) 300円(税込)
※卵不使用
■&jam 680円(税込)~
・ジャム専用ギフトBOX 50円(税込)
・2斤が4本入る特大ショッパー 350円(税込)
賞味期限
2斤サイズ:購入日含めて4日
28㎜スタイル:購入日含めて2日(翌日)
高級食パン専門店「嵜本」 大阪初號本店
営業時間:11:00~19:00
Web:https://shokupan-sakimoto.com/
住所:大阪府大阪市浪速区難波中2-3-18
& jam(ジャム専門店)
営業時間:平日8:00-19:00 土日祝7:30-19:00
住所:大阪府大阪市浪速区難波中2-2-6
★他店舗情報、食パンの焼き上がり時間などはHPで確認できます。
おまけPHOTO
人気の食パンは、予約することもできますよ~。