忙しい仕事の日々にふと、かわいいものを目にすると、不意にハートを射抜かれてしまうことってありませんか?僕にとってのそれは、取材中に訪れた神戸の南京町でした。
南京町は、横浜、長崎と並ぶ、日本三大中華街の一つです。特徴はテイクアウトグルメの豊富さ!道の左右に屋台が立ち並び、歩いていると豚まんや小籠包、ラーメンなどのよい香りが漂ってきて、お腹が空いてきます。
僕はそんな南京町でつぶらな瞳のキャラクターまんたちと対面し、思わずキュンとしてしまいました!ひよこ、ぶた、パンダ…。店頭に並ぶ“かわいい”の連続は必見ですよ!!
(Photo/松本朋也、Text/こたにたこ)
テイクアウトメニューがズラリと並ぶ「朋榮」!
「朋榮(ほうえい)」はJR元町駅から南に歩いて5分ほどのところ、南京町の中にあります。
テイクアウト用のメニューの多さが自慢で、夏期は約20種、冬期は約35種も並びます。主流は角煮まんや豚まんなどの中華まん。ぼっかけまんや回鍋肉(ホイコーロー)まんなどの珍しい種類も扱っています。
屋台の横にはイートインスペースも用意されているので、そこで食べることもできますよ。
大きなせいろの中に“かわいい”がいっぱい!
お店の方に大きなせいろを開けてもらうと、湯気がふわーっと抜け…
現れました!中では、つぶらな瞳をもつ中華まんが大集合です!
数多くあるメニューのなかでも人気のキャラクターまんは、ひよことぶたとパンダの3種類。こう見ると、顔が三者三様で面白いですね!
「朋榮」の人気キャラクターまん3種類を詳しくご紹介!
順番にキャラクターまんをご紹介していきましょう。まずは、3種類の中で1番人気のひよこの「ぴよまん」(1個200円)です。見てください、この愛くるしさ!
生地はふわふわで、中にはカスタードクリームが入っています。ランチの後や小腹が空いて「ちょっと甘いものが欲しい!」っていう時にちょうどいいですね。蒸したてホカホカがよければ、せいろで温めなおしてくれますよ。
こちらは「3匹のこぶた」(1個200円)。「ぶた」だけに中には豚肉の餡(あん)が詰まっています。ただ、この子豚たちは2代目で、初代の中身はあんこでした。これをお客さんの希望で名前通りの豚まんに変えたそうです。
とぼけた表情にも癒されます。色は赤・黄・茶の3種類あり、味はどれも同じなので好きな色を選ぶもよし、3匹連れて帰るもよしですね。
こちらはひと口サイズの「パンダノーミーチ」(2個300円)。「ノーミーチ」とは中国語でお餅のこと。中にはこし餡が入っています。つまりはパンダのあんこ餅です。
垂れ目と赤らめたほっぺにキュンとします!
SNS映え必至!南京町で思い出の1カットはいかが?
かわいすぎるキャラクターまんたちは、南京町に来た思い出の1カットにぜひ加えたいところです。まずは中央にある南京町広場でパシャリ!
広場にある人形と、こんな撮り方をしてもおもしろいですね!
キャラクターまんは若い女性や外国の方にSNS映えすると人気で、お孫さんのおみやげとして買っていかれるシニアの方も多いのだとか。かわいすぎる朋榮のキャラクターまん、南京町に来たら要チェックです!!
朋榮【ほうえい】
営業時間:10:00~18:30(土・日曜、祝日は~19:30)
定休日:不定休
Web:http://www.houei-kobe.jp/
住所:兵庫県神戸市中央区元町通2-3-1
おまけPHOTO
キャラクターまんは「女性が目でも楽しめる商品を」と思い、6年ほど前に初代「3匹のこぶた」を発売したのが最初でした。これを皮切りに、少しずつ展開していったそうです。味もおいしいので、ぜひ、目でも舌でも楽しんでくださいね。