「大阪産」(おおさかもん)という言葉があります。
最近では、その土地限定だったはずのものが全国どこでも簡単に買えてしまったり、ネット通販でいつでもお取り寄せできたり、便利でありながらちょっと寂しい世の中になりました。
今回ご紹介するのは、正真正銘「大阪でしか買えない大阪もん」、それも誰に贈ってもウケること間違いなし!オリジナルの味のついた海苔。週1回、お店でしか買えない幻の「Umanoriとうがらし」は、噛めばパリッと響く爽快な音とごま油がふわっと香り、ごはんのお供に、お酒のアテに、間違いない殿堂入りの手土産です。
(Photo&Text/永田尚子)
※連載「関西人も欲しい大阪土産」はコチラからご覧ください
2時間で40個しか作れない、全工程手作りの海苔。
1枚取り出してその不揃いな形が、なんとも味のあるUmanori。
海苔を焼いて、独自の製法を使った味付けおよび、ちぎるところまで手作業のため、2時間で40個を作るのが限界なのだそうです。詳しい製法は企業秘密なんです…ということで詳細をお伝え出来ないことは非常に残念ですが、千林店も豊崎店も週1日しか販売しないのは、製造に時間がかかるためとのこと。
もともと副業で始めた時から、週1日だけの販売というのが創業当時からの社長のこだわりなのだそうです。
元祖「とうがらし」と新商品の「うめかつお」の2種類。
人気の「とうがらし」が、元祖のりやの看板メニュー!
社長のおばあさまのレシピに改良を加えて、現在の形になりました。お子様にも食べてもらえるようにと、開発された新商品の「うめかつお」はネーミングからして、ほっぺがキュッと酸っぱくなりますが、食べ始めると手が止まらなくなる~!梅好きにはたまらない、おやつのり。
ごはんやパスタはもちろんチーズに巻いても、美味しそうや~!!まずはそのまま、食べてみてっ!
「大阪千林のりや」はシンプルな店構え。売っているのは海苔2種類のみ!
何度来ても、すごく気になるこの店構え。「海苔受取所」とでも言えるくらい無駄のないTHE海苔屋さん。開店と同時にご予約分のお持ち帰りセットがズラーっと店頭に並びます。
1つや2つ買う方は稀で、15個、20個など、ドカンとまとめ買いをされる方が多いとのこと。ご近所に配ったり、頼まれて買いに来たり、とにかく「みんな、食べてみて!」とプレゼントしたくなる魅力が「Umanori」には、あるんです。ギフトボックスも2個用、4個用、お茶碗マークの紙袋も人気。
大阪の人が他府県に届けてほしいという「大阪千林のりや」社長の想い。
お取り寄せ(オンライン販売)をしない理由、それは「大阪の人が他府県に届けてほしい」という社長の想いからでした。サラリーマン時代に、休日を利用して趣味で始めた週1営業の「のりや」。瞬く間にその美味しさが口コミで広がり、とうとう会社を辞めて「のりや」に全力投球することに決められます。
「大阪千林のりや」という店名からしても大阪愛がググッと伝わってきますよねぇ!!大阪人による大阪人のためのこだわりの手土産です。
「大阪千林のりや」の海苔は、食べ方アレンジいろいろ
卵かけごはんに乗せて、おにぎりを包んで、パスタのトッピングに、無限に広がるアレンジメニュー♪トーストにのせるツウな方も常連さんのなかにはいらっしゃるそうです。
「甘いもの」以外の選択は、いつも悩みますが食卓に並ぶ「海苔」は立派なおかず。ましてや週1回の限定販売となると、贈りたい人の顔がたくさん浮かびませんか?
知ってるとちょっと自慢できる、幻の海苔屋「大阪千林のりや」。私も試食して即決で、自宅用に追加購入させてもらいました(笑)
関西人も欲しい大阪土産-9-
Umanori 600円(税込)
ギフトボックス 2個用70円 4個用90円
ギフトバッグ 2個用80円 4個用110円
※お取り寄せは不可ですが、店頭から配送はできます。
※賞味期限:1カ月前後。保存料を使用していないので、美味しく召し上がっていただくためには1~2週間以内がおすすめです。
大阪千林のりや(千林店)
営業時間:10:30-20:00
営業日:毎週水曜
Web:https://www.facebook.com/noriyasbs/ ※お店の情報や予約日を随時更新中!
住所:大阪府大阪市旭区大宮1-17-12
大阪千林のりや(豊崎店)
営業時間:10:30-20:00
営業日:毎週金曜
Web:https://www.facebook.com/umanori.toyosaki/ ※お店の情報や予約日を随時更新中!
住所:大阪府大阪市北区豊崎4-2-16
【電話受付】
090-9872-5199
受付時間:水・金曜日のみ 10:30-17:30
※お取り寄せなどは致しておりません。