こんにちは。おいしいパンやケーキのためならば、県も飛び越えて出かけていくタイプのライター深谷です。
滋賀で愛されているパン屋さんといえば、以前の記事でもご紹介したつるやパン本店。サラダパンが有名ですが、最近はもうひとつ新展開があるんです。地元でも話題の“まるい食パン”とは一体…?
(Text/深谷美和 Photo/鈴木誠一)
つるやパンの大ヒットは、サラダパンだけじゃないんです
滋賀県民の定番おやつといえば、コッペパンにたくわんとマヨネーズをはさんだ「サラダパン」。以前の記事でも紹介しましたが、名前の響きもレトロでかわいいですよね。そのサラダパンを作っている「つるやパン本店」が、長浜に二号店をオープンさせています。
場所は、観光スポットとして有名な黒壁スクエアのすぐ近く。パン型の看板と、窓に描かれた「まるい食パン」の文字が印象的です。そう、ここはその名のとおり、まるい食パンの専門店。つるやパン本店の姉妹店とはいえ、ここの主役はサラダパンではないんです。
看板商品“まるい食パン”ってどんなパン?
こちらがその「まるい食パン」1本340円。まずは、シンプルにこれを食べてみてほしい! 「食パンは四角いもの」というイメージが塗り替えられると思います。それくらい、衝撃的なおいしさなんです。ふわふわで、しっとり、ちょっと甘い…ほかにはない風味です。
まるい食パンのルーツは、つるやパン本店が昔から作ってきた「サンドウィッチ」。とにかく焼きたてを食べてほしい! というお店の方々の熱意で、まるい食パンをメインで扱うお店を開いたのだとか。専用の丸い型を使い、毎日お店で焼いています。
おかず系にする? おやつ系にする? 昼サンドを頼もう
「つるやパン まるい食パン専門店」に11時以降に行くと、焼きたての丸い食パンに具材をはさむ「昼サンド」もその場で作ってもらえます。具材は、焼サバ、ソース焼そば、タマゴ、あんなど、ワクワクするようなものばかり。スタッフ同士や、常連さんとの会話のなかで生まれる新しい味も多いそう。
「まるい食パン専門店」のふわっふわの生地と具のコラボレーションは…神!
私のイチオシは、焼サバ250円。焼サバと大葉、タルタルソースが、厚めに切られたまるい食パンにはさまれています。耳までふわっふわで、思わずちぎって食べたくなるような食パンの生地と、しっかりめの味付けの焼サバが最高に合っているんですよね。
まるい食パンをもっと味わうなら、ぜひおやつ系も頼んでみてくださいね。地元ファンが多いのが、こちらのみたらし150円。ハム、みたらし、マヨネーズという意外な組み合わせの、虜になること間違いなし。パン自体が本当においしいから、後味さっぱりです。
毎朝通える人がうらやましい、「まるい食パン専門店」
「つるやパン まるい食パン専門店」のオープンは朝7時~。好きなドリンクと朝ベイク(まるい食パンのトースト)がついた「朝まるセット」を、出勤前に買う人も多いんです。朝ベイクの種類も豊富なうえ、値段も250円~ととってもお得。毎日でも通える楽しさ&価格設定です。
毎日パンを焼く西村さんは、「地元で長く愛されるパン屋さんでありたい」と語ります。言葉にこたえるように、今日もお店には地元の人がいっぱい。こんなにすてきなパン屋さんに毎日行ける長浜の人たちはいいなぁ。行くたびに、そう羨ましくなってしまいます。
つるやパン まるい食パン専門店
【つるやぱん まるいしょくぱんせんもんてん】
営業時間:7:00~17:00
定休日:水曜
Web:http://www.tsuruyapan.jp/
住所:滋賀県長浜市朝日町15-31
おまけPHOTO
まるい食パンラスク90円~は軽やかな食感です。
おみやげにぴったりの、ラスクのセットも販売。
おしゃれなのに、どこか懐かしい雰囲気のトレイ。
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