国内にいながら叶うリゾートな雰囲気と、はたまた下町酒場で焼酎に地鶏、だれもが好きなチキン南蛮とマンゴー。大人も子どももたのしいものがギュッと詰まったおいしい街です。
※これまでの「旅先から連れ帰ったくらしの道具」は、コチラからご覧ください。
風待ちテラスでのんびりと手紙を書きたい。
宮崎といえばシーガイア。
2017年10月に開業以来の大規模リニューアルが完了したこちらは、広大な黒松林に囲まれたリゾート施設。ハンドドリップのコーヒーが飲めるカフェがあり、自分好みの枕が選べるピローギャラリーがあり、プールがあり、スパがあり、あちこち観光に出かけなくても楽しめるほどの充実ぶり。
そんなシーガイアの中でも、一番におすすめしたいのが宿泊者専用の「風待ちテラス」。
奥には、ハリーポッターに出てきそうなレタールームがあり、オリジナルのポストカードや封筒、万年室に色鉛筆にスタンプまで、多種多様なレターツールが自由に使えるように置かれています。
ポストがあり、その場で投函完了。
切手はホテルの方がサービスで貼ってくれるというから驚きです。ちょうど私が訪れた日は大雨。旅行で雨なんてツイてないな~と思っていた気持ちもどこへやら!心ゆくまで思いつく限りの友人や母などに手紙を書きました。窓際には旅に関する本もたくさんあり、木製のオセロなどほっこりするボードゲームもあるので、自宅のリビングのようにくつろげました。
宮崎なら是非クローナさんへ!
Instagramのフォロワーさんからのコメントに誘われるがままに訪れてみたクローナさん。ご主人が隣の作業場で制作したオーダーメイド家具を製作。
そこで作られたものや、デンマークのヴィンテージ家具と、奥様ご自身でセレクトされた雑貨類を販売されています。
初めて来店した方が比較的購入されるというのがこちらの木のカトラリーシリーズ。
数は少ないですが、お祝いに贈りたくなるこだわりの食器などがあるときも。
店内でも炊き続けるフレグランスキャンドル、Lifart(リファート)。
長野県松本市を中心とし制作活動を行うキャンドルデザイナー西牧氏による大豆とパーム原料からなる植物素材100%のオリジナルワックスを使用したフレグランスキャンドル。
完売しては入荷を繰り返している人気商品で、店内でも炊き続けているうちに空き瓶がアートのように並んでいます。
こちらは、一般的なキャンドルに使用されるパラフィンワックスに比べ、煙や煤の発生の少ないオリジナルブレンドの植物性ワックスを使用しているので、香りが濁る事なくクリアに楽しめるとのこと。蓋がついているので旅先への持ち運びにも最適ですね!
子どもには積み木というさりげない気づかい。
心ときめく雑貨屋さんに一歩足を踏み入れても、あれこれ見たいのに子どもはすぐにギブアップ。しぶしぶお店を去ることも…なんて方も多いと思いますが、さすが店主はお母さんなので細やかなサービスもうれしい限り。
積み木と絵本があれば、ゆったりとお買い物も楽しめますね。
一番人気は、オリジナルの木製雑貨。ばらつくコーヒーフィルターに定位置を。
奥様のアイディアなのか、ディスプレイから伝わるのは「今すぐ暮らしになじむ木の雑貨」であるということ。
雑貨屋さんで気になったものを手に取ることはあっても、「このトレーにカップとパンを乗せたいな、明日の朝ごはんが楽しみ!」と、そこまで想像してしまえるのはクローナさんならでは。
今回は、コーヒーフィルターのホルダーを持ち帰ることにしました。
一見細くてなんだかわからなかったそれが、いつもばらばらになっていたコーヒーフィルターを壁にかけて置けるものだと知った瞬間に運命の出会いを感じました。しかもマグネット付き!オリジナルのロゴもなんともいとおしい旅の思い出となりました。
入る
雑貨は国内外問わず、シンプルで温かみがあり、暮らしが豊かになるもの、ふとそれを目にしたとき、「今日もいい一日にしよう」と思えるような小物などを意識してセレクトされているそうですが、クローナノブログや、Instagram(@krona_oj)の一言からも、雨だろうと風邪をひこうといつでも前向きで楽し気な様子にこちらも元気を分けてもらう日も。
メールやSNSのある便利な時代だらこそ、紙とペンを手に取って手紙を書いてみたり、明日からの暮らしがたのしみになりそうな雑貨を選ぶことで自分自身ときちんと向き合って、整えていきたいなと思える旅となりました。
フェニックス・シーガイア・リゾート
定休日:年中無休
Web:http://www.seagaia.co.jp/
住所:宮崎県宮崎市山崎町浜山
krona【くろーな】
営業時間:10:00~16:00
店休日:水・日曜
Web:http://krona.jugem.jp/
住所:宮崎県宮崎市清水3-8-7日興ビル103号室