こんにちは、「マニマニ」編集部の布袋です。
先日、縁あって徳島県・鳴門にある「ルネッサンス リゾート ナルト」に初めてお邪魔したのですが、行ってみたら、絶景、美食、豊富な体験メニュー、そして何よりもあたたかいおもてなしにリピート必至!の素敵なホテルでした。そこで今回は、僕が感じたルネッサンスリゾートナルトの魅力についてお伝えします!
(Photo&Text/布袋裕載)
INDEX
1.「ルネッサンスリゾート ナルト」へのアクセス
2.魅力1/絶景オーシャンビュー
3.魅力2/土地の食材を使った美食
4.魅力3/思い出に残るユニークな体験
5.魅力4/ホテルに息づくおもてなしの心
6.まとめ/自然と「また来たい」と思える素敵なホテルだった
大阪・なんばからバスで約2時間40分。瀬戸内海国立公園内に建つホテル
「ルネッサンス リゾート ナルト」は、青い海と豊かな緑が美しい、瀬戸内海国立公園内にあります。徳島県と聞くとなんだか遠く感じますが、ホテルがあるのは淡路島の目と鼻の先の「鳴門」エリア。大阪のなんば駅や、兵庫県の神戸駅からバスが出ており、それぞれ約2時間40分、1時間30分程度でホテルに到着します。
首都圏からなら、羽田空港→徳島阿波おどり空港間はわずか約75分でアクセスでき、空港からホテルまでは送迎バス(要予約)で約30分程度です。
ちなみに今回僕はちょっとした事情で、東京から新幹線で行きました。東京駅6:00発の新幹線に乗って出発し、ホテルに着いたのは12:30…なかなかの長旅ですが、東京では見ることのできない田園風景が広がる車窓風景も楽しく、退屈はしませんでしたよ。
ルネッサンス リゾート ナルト内、どこにいても広がる【絶景】オーシャンビュー!
ルネッサンスリゾート ナルトに入ってまず驚いたのが、ほとんどどこにいても広~い海と空が眺められること。窓が大きく取られ、明るい日差しが差し込むカフェテリアはもちろん、ロビーや廊下からも海が望め、ホテル全体にまさに「リゾート」の名にふさわしい非日常感が漂っています。
お部屋ももちろんオーシャンビュー! 部屋に入った瞬間「ああ来て良かった…!」と思えること請け合いです。このテラス席で、ワインでも飲んだら最高ですよね。
広々としたテラスから下を見てみると、ほぼ真下に海が…!
ここまで「オンザビーチ」なホテルには、なかなか出合えないのではないでしょうか。部屋はすべて南東向きなので、窓からは朝日が望めます。
僕が泊まった日の朝方は雲り気味だったのですが、雲間から日が差し漁船を照らす神秘的な風景が楽しめましたよ。
せっかくなので、と「リヴィエラスイート」ルームも見学させてもらいました。このバスルーム…ドアをあけた瞬間にテンションが上がりました。
ルネッサンス リゾート ナルトには、土地の食材を使った【美食】がいっぱい!
2つ目の魅力…それはごはんが、とにかくおいしいこと!
「ルネッサンス リゾート ナルト」には、シェフが目の前で料理するライブ感が楽しい和食ダイニングや、炭火焼、フレンチなど、それぞれ趣向が凝らされたレストランがあります。どのお店も新鮮な食材を、丁寧に調理して提供する良店ばかり。宿泊客だけでなく、地元の人もよく食べにくるそうです。
こちらは、開放的な空間づくりが気持ちいい「テラスカフェ オーゲ」で食べられる「阿波ジューシーハンバーグステーキ(180g/2613円)」。ブランド牛・阿波牛と国産ポークを使った肉厚のハンバーグは、フライパンとオーブンでふっくらと焼き上げられていて、噛むほどにうまみが口に広がります。
「ハンバーグは柔らかいよりもしっかりと歯ごたえがあるほうが絶対うまいのに・・・なぜか柔らかいタイプの方が多いよね。」と常々残念に思っている僕は、このハンバーグにはやられました!
調子に乗ってデザートまでいただいてしまいました。色々なケーキが用意されていますが、鳴門の名物・鳴門金時を使ったスイーツがおすすめです!
広報さんの一押し「鳴門金時タルト」はテラスカフェ オーゲで食べられます。濃厚なのにくどくない、クセになるおいしさです。
思い出に残る、ユニークな【体験】がいっぱい
オーシャンビューの「絶景」と、地元の食材を使った「美食」。
これだけでもわざわざ訪れる価値がありますが、今回お伝えしたい「ルネッサンス リゾート ナルト」の魅力は“4つ”。つまり、まだまだあるんです!
3つ目の魅力、それは「ルネッサンス リゾート ナルト」には、様々な体験プログラムが用意されていること。例えば、多い日には数十人~百人(!)が参加するという「鳴門金時芋掘り体験(一人1200円)」では、ホテルから約5分の場所にある、契約農家さんの芋畑で、芋掘りが楽しめます。
畑の砂は粒がとても細かく、さらさらとしています。聞けば、ビーチの砂と同じだそう。
参加者同士、わいわい言いながら砂を掘り起こしていき(みなさん顔を輝かせていました!)、土の中からそっと鳴門金時芋を掘り出します。
僕の選んだ場所からは、まるまると育ったこの3本が出てきました!ほかの参加者さんの収穫袋を見ると、多い人では6~8本もありました。収穫した芋は、各自そのままお持ち帰り。家族へのおみやげに良いですね!
芋掘りのあとは…藍染体験、そして阿波踊り!
芋掘りのほかにも、世代を問わず楽しめる様々な体験メニューがあります。
館内にある、ちょっとした縁日のようなスペースでは、和紙作りや、陶器への絵付、藍染などが体験できました(有料)。
まさに徳島県ならでは!なのが“阿波踊り”です。
踊り手による、上手なパフォーマンスを見たあとは、踊り方のレクチャーを受け、観客みんなで大広間を練り歩きます。みなさん、始めのうちは控えめに踊っていたのですが、踊るうちにどんどん気分も盛り上がってきたようで、仕舞にはノリノリに!
こちらなんと、お盆などの特定期間を除いて毎晩行われるそう。踊り手は「鳴門市阿波踊振興協会」に所属する方々が週に4日間、そして残りの3日間は、なんとホテルのスタッフたち(!)が務めています。
「音楽も踊りもまだまだですが、お客様に少しでも楽しんでいただけるよう、心を込めて精一杯踊らせていただいています」と、「ルネッサンスリゾートナルト芸能部」に所属するスタッフさんが、素敵な笑顔で語ってくれました。
「ホテルの中で見かけたスタッフさんが、一生懸命踊っている姿に感動した」というお客さんの声が寄せられる度に、頑張ろう!と思えるそうです。
ルネッサンスリゾート ナルトの4つ目の魅力は、ホテルに息づく【心】!
「芸能部」のことからも分かるように、こちらのホテルのスタッフさんたちは、お客さんを楽しませよう、くつろいでもらおうと、本当に一生懸命です。
僕が取材中に一番驚いたのが、これだけの規模のリゾートホテルにも関わらず、外部業者がほとんどいないということ。レストランのシェフも、マリンアクティビティのお兄さんも、植物のお世話をする庭師さんも、みんなルネッサンスリゾートの社員さんです。
今回取材を受けていただいた広報さんも、時には宿泊客のナビゲーター、時には阿波踊りの踊り手と、仕事に“ライン”がありません。そういう体制だからこそ、「お客様から何かご要望があったとき、どうしたら喜んでもらえるかをそれぞれが考えて、すぐに行動することができるんです」。
スタッフひとりひとりが、ホテルを訪れる人々と、ホテルそのものへの愛情を持って働いているので、ホテルの中はとても快適です。
リゾートの快適さと、旅館の心地よさ。だから「また来たい!」
「スマート、スタイリッシュなサービスは出来てるかわからんけど、また来たいって思ってもらえるように、心を込めておもてなしします」。
今回の取材中にも、ホテルの中を歩きながら広報さんは「あ、今度あんなんしてみよ」「あっこの色、もっとかわいい色にしたらええかも。布袋さんどう思います?」と、訪れる人を楽しませるためのアイディアを次々と話してくれました。
快適なリゾート施設のなかに息づく、おもてなしの心。「ルネッサンス リゾート ナルト」は、自然と「また来たい」と思ってしまう素敵なホテルでした。
日常に疲れたときは、あなたもぜひ訪れてみてください。絶景、美食、そして気取りのないサービスに、心がほぐれていくのを感じられるはずです。
ルネッサンス リゾート ナルト
CHECK IN/OUT:15:00/11:00
Web:http://renaissance-naruto.com/
住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛16-45
おまけPHOTO
取材日に、素敵な演奏と踊りを見せてくださった“連”のみなさん。
こちらは「ルネッサンス リゾート ナルト芸能部」のみなさん。お客さんに楽しんでもらおうと、いつも一生懸命です。
ホテルが管理するビーチには、卓球台や、子ども用トランポリンなどが置かれていました。
「阿波郷土料理 彩」のテラス席。大鳴門橋も望むことができます。
ヨーロピアンリゾートを思わせるエントランス。
オーシャンビューの開放感は、何よりのごちそう。
館内いたるところから海が眺められます。
リゾートムード漂うプール。プールサイドで本を読みながらうとうと…最高です。